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2008年07月27日
ちょっと前ですが、
草刈りアート日本選手権なるものに行ってきました。
草刈り? 日本選手権?
???が続く催しですが、
ようは重労働でしかない棚田の草刈りを
アートととして楽しもうというイベントなんです。
事務局の運営は冒険家としても知られる
高野孝子さんが主宰するNPO法人エコプラス。
http://www.ecoplus.jp/top.php?lang=ja
魚沼コシヒカリでもとくに食味の高い南魚沼の地の、
さらに、標高が高く気温が低く、
清流で稲を育てる栃窪でイベントは行われました。
日本選手権?
なんていうとなんだか大げさですが、
まーこれは愛嬌ということで、
言ったもん勝ちなとこもありますが(笑)、
どっこい地元を中心に20数組が集まり、
7月20日、えらい盛り上がりました。
奥さんに愛のバラのプレゼント、クジラ、神龍など、
力作ぞろいでしたが、なかでもいちばん感動したのはこの作品。

ひいじいちゃんの誕生日がイベント当日の近くだったので、
それを記念してつくった作品ということです。
読めるでしょ?
「祝百寿 ひいじいちゃん」
よくみてほしいのはその大きさなんですが、
ひとのサイズと比べるとわかるでしょう。
こんなに大きいのを、草刈り機できれいに刈ったんですね。
よくもまー、こんな画数の多い「寿」という字をねぇ。
ほんとうにお疲れさまでした。
でもよくみると、微妙に横棒が足りないような(笑)。
棚田の草刈りってほんとに大変な作業なんですが、
こんなふうにアートにしてしまえば、いろんなひとが楽しめちゃう。
それは当然、普通に刈るのに比べて圧倒的に手間暇かかるのだけど、
ここまでくるとほんとにおバカさん(失礼!)…じゃなくて、
だれかに見られることでかえって精が出ちゃったり(笑)、
じつは制作者本人がいちばん楽しんでたりして…、
なんて想像したりすると、
単に出来上がりだけを楽しむんじゃない、
素朴だけれど広がりのあるアートなんですよね。
だってあんな作品、とてもひとりなんかじゃできない。
支えるのはよき伴侶だったり、あるいは一家総出の応援、
かあちゃんが用意する冷たいお茶だったりと、
なんかそのあたりの見えないひととひとのつながりが、
ひとつひとつの絵や文字から浮き上がって見えるんだなぁ。
ほっとけばどんどん草がのびてしまい、
消えてしまう一瞬のアート。
興味あるひとは、ぜひ南魚沼・栃窪に。
上越新幹線・越後湯沢駅からほくほく線に乗り換え、
塩沢駅にて下車。駅前からタクシーで約20分、
樽山直下に棚田アトリエが広がっています。
そして、ひいじいちゃんへのプレゼントは…
山奥にひっそりと輝いています。