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2008年03月10日
さて、週末のてれまくりの試乗モニターである。事前に乗ってみたい、と思っていたBD(ブラックダイヤモンド)のメガワットだが、やはりというか予想通りというか、The Dayスキーであった。トップ150センター130の板じゃ、整地されたフラットバーンではイマイチねぇ。これが新雪(乾いてても湿っていても)だったら浮力も感じるのだろうけど、ガリガリのバーンじゃばったんばったんと幅だけが主張してしまう。ただ、たしかにばったんばったん感はあるのだが、トップが逆ベンドで思ったよりエッジの切り替えがスムーズで、意外に乗り味はよかった。ちょっとでも雪が降ったらこいつは楽しめそうだし、もちろんThe Dayには威力を発揮するだろう。
そしてもうひとつ。ディナフィットの激軽山スキー。これで決まりでしょう、山スキーは。というくらいに軽いかるい。最近の傾向として、テレは重厚化、山スキーは軽量化にあるのだけど、ディナフィットの山スキーはまさにその軽量化の最たるもの。足元の軽さが安定性に欠けるかな、と思ったけれど、そんなことはみじんも感じさせず、またDIN値が12あるので攻めるのも問題なし。といいつつ、横着してプリセットしてあったDIN7で急斜を高速ターンしたら、ばちこーんとはずれちまいましたけどね、、、。
両極端のもう一方、今度はテレの話。来期話題のロッテフェラーのNTNシステムもまたおもしろし。こちらはテレ競技用に開発されたモデルで、ステップインに似た感じのバインディング(金具)。スプリング方式とちがってカカトの上がりが抑えられたタイプで、アルペンにかなり近い滑りを楽しめる。ちょっとポジションがわかならくて滑り込んでないけれど(人気モデルだったので、借りても1人リフト1回しか乗れなかったんすね)、ひざを揃える感じでいくと力が入って滑りやすいかな。ただ、昔からのテレスタイルが好きなひとは、ちょっと違和感を感じるかも。にしても、金具だけで5万5000円(靴は専用のものが必要)すると、ちと手が出せないなぁ。
あと、いろいろテレ金具を試してみたけれど、山田誠司さんおすすめの22designのハンマーヘッドはよかったなぁ。見てくれの無骨さがいいのはもちろん、5段階くらいにワイヤーの位置を変えられるのがいいのだな。たとえば、クロカンみたいにカカトがくいくい上がっちゃうところや、じわっと靴底からケーブルが引っ張ってくれる感じまでのテンションのちがいを、1個の金具でできちゃうっていうすぐれもの。今度、部屋に転がってる細板につけてみようっと。
2日間で10本くらいの板(BD、K2、ロシニョール、アトミック、ディナミック、G3ほか)に乗ってはみたけれど、結論はやっぱりひとつ。どれもみないい板なんすよ。だから、自分の好み(デザイン、硬さ、幅など)にあわせてじっくり乗りこなすってのがいいみたい。
個人的にはトップが110〜120ミリで、センター幅80〜90ミリくらいの、全体にフレックスが柔らかめの175センチくらいの板が好きだなぁ。正直、日本のヤブ山でトップ150の板はほんと使う機会が少ないっすからね。けど、The dayは一生に何回あるかわからない〜。ああ、こうして懐がさびしくなってゆく〜。
価格 :1,100円(本体 1,048円 +税)
書籍コード :914068
書籍サイズ :A4変型判 220ページ
発行年月日 :2008年05月30日
涸沢フェス 開催!!
日程 2008年8月24日(日)〜26日(火)
場所 北アルプス・涸沢周辺
主催 山と溪谷社