07冬号「関所」の通行手形を進ぜよう〜!!
『ヤマケイJOY』冬号、P163〜175の「山ヤ天下統一」に掲載されている各「関所」の解答です。前号の誌面をあわせてご覧ください。
07冬号「関所」の通行手形を進ぜよう〜!!
『ヤマケイJOY』冬号、P163〜175の「山ヤ天下統一」に掲載されている各「関所」の解答です。前号の誌面をあわせてご覧ください。

太田dokan昭彦
解説
雪山経験の豊富な人なら地図と磁石で方角を確認して「この踏み跡でOKだな」ということが判断できる。でも、もしあなたが雪山初級者なら、トレースが消えて不安を感じた時点で、来た道を戻るのが賢明だ。ただし、まだ時間が早く天気がよければ、慎重に様子を見ながらもう少し前に進むのもありだと思う。
2→1→3の順
2.軽アイゼン
1.ツエルト
3.非常食
解説
すべて重要なので3つとも持っていくのが常識なのだが、あえて順番をつけるとしたら上記の順になる。特にこの冬は関東や関西でも積雪が多く、軽アイゼンは低山でも用意すべき。ただ、軽アイゼンは持っているけれどツエルトは持ってないという登山者も多い。ツエルトはぜひ早めに購入されたし。
解説
これまたすべて重要な要素だが、選択肢2の雪の少ない山は、天候次第で足首くらいのラッセルになるので、不確定要素が高い。選択肢3の山小屋のある山なら心強いが、山小屋までのトレースが消えていれば不安が大きい。ゆえに1が正解。
解説
じつはどれも正解だが、まずは小屋で待機して地図を広げてルートを確認したり、小屋の人に相談してみよう。運よく信頼できそうな人が出発するようなら、ひとこと断って後ろにつかせてもらおう。ときには先頭交代してラッセルする配慮も必要だ。また、小屋から出発するパーティがいない場合は、記憶が残っているうちに、前日歩いたコースを戻るのがよいだろう。
解説
アイゼン歩行がしっかりできていて、転倒・滑落することがなければ、JOY読者がめざす雪山のほとんどの山は安心して登れる。むろん、あなたがリーダーなら1と3も身につけているべきだが。
解説
雪山では夏山以上に体力が要求される。どんなにすぐれた技術をもっていても、体力がないとその技術は発揮できない。基礎体力の上に、技術や耐寒という要素が積み上げられていくのだ。耐寒に関しては、保温力のあるウェアを用意することである程度カバーできる。

木下カンスケ
解説
里雪型は日本海に現われる縦縞模様の等圧線に波が起きることがひとつの見分け方です。寒気が強いのは里雪型、これはもう覚えちゃってください。
解説
テレビなどでよく解説されているので、おわかりですよね。離岸距離ともいうので、冬型が崩れるときのタイミングは離岸距離に注目してください。
解説
これまた常識問題ですね。ちなみにフェーンにはこの例のようなウェットフェーンのほか、風上側で降水が起こらないドライフェーンもあります。

大友キリシタン
解説
ボーラインに比べてひと行ほど多くなっているので、すぐれた特徴といえば当然、「強度が高くなっている」が正解じゃ。ただ、2と3はボーラインと比べてとなると不正解じゃが、比較的すばやく結べてほどくのも簡単なので、変形ボーラインはすぐれたロープワークであることに間違いはないのじゃ。
解説
変形ボーラインの一般的な使い方は、命綱としてだブー。もちろん木に結ぶときでも、テントの張り綱を結ぶときでも使えるが、強度を必要としないなら、ふつうのボーラインやほかのロープワークで充分なのだブー。
大目氏八戒
解説
フリーズドライは材料が入って味も調えられおり、足りないものは水分だけなのだブー。よって、調理をするには水分を加えてあげるだけでOK。また各種製法の向上や作業改善により、数年前に比べておいしいフリーズドライができておるのだブー。
解説
1と3は、Q1の解説と同じ。レトルト食品は調理されているが、水分もそのまま。また、生米もやはり水分を含んでいる。アルファ化米は製法によって水分を飛ばして乾燥させたものなのでフリーズドライと同様に軽いといっていいのだブー。

斉藤・ビラ・道三
解説
地図上で尾根と沢を判別する基準はピークです。等高線がピークから外側へ向けて出っ張っていれば尾根、逆に、等高線がピーク側に向けて食い込んでいれば沢です。ある地点が尾根なのか沢なのかわからなくなったら、まずはピークを探して、そこから等高線をたどります。
地図を見ると、「七里ガ浜東五丁目」という文字のやや上方に小ピークがあります。ここからJのほうへ尾根をたどります。すると、Jの等高線4本手前に、沢があることがわかります。左上の「御所」付近から上がってくる沢です。この沢を南へたどるとKに出ます。したがって、Kは沢です。御所からKへ至るラインが沢だとわかれば、Jは沢底から40m上がった尾根であることがわかります。この尾根を南へたどるとKの左横をかすめて「七里ガ浜東二丁目」へ至ります。どうやら二丁目団地はちょっとした高台になっているようですね。
解説
ピークがふたつあれば、その2地点は必ず尾根でつながっています。その間のいちばん低くなったところがコルです。つまり、コルは尾根上にあるのです。
Qからスタートしましょう。東へ少し行くと、細長い弓形のピークがあります。174nの地図でO〜Pと表示してあるピークです。このほぼ中央から、南へ延びる尾根に入ります。尾根を外さないように進み、等高線表示の「100」横にあるピーク、「庭」字のピーク、「境」字のピークと越えてゆくと、国道のすぐ手前で、卍の南にある広葉樹林マークのついたピークに至ります。
同じようにU側からも攻めてみましょう。ます東へ進みます。「路」の字の下にあるピークから南へ折れて、「亀」の字へ。ここから北東の鳥居のあるピーク、南東の卍と卍の間にあるピーク、さらに南東の∴印のあるピークと進むと、国道の反対側に先ほどの広葉樹林マークのついたピークが見えます。その間の、国道上がコルとなります。標高は鶴岡八幡宮横の20bを利用するのが早いですね。
『ヤマケイJOY』は手軽に山歩きを始めたいビギナーや登山初級者・中級者に向けて「山歩きの楽しさを伝える」雑誌です。山の初心者にもわかりやすいように工夫された登山ガイド、難しい言葉を使わずに解説した登山用具情報、魅力的な食の紹介などなど、山登りがもっと楽しくなる情報を満載しています。2月末、4月中旬、5月末、7月初旬、8月末、11月末と春夏秋冬の四季の間に6冊の発行となっているので、春の花、夏のアルプス、秋の紅葉、冬の軽い雪山&低山など、四季折々の山の楽しみをお届けします。またよい山を紹介するだけではなく、安全で快適な登山をするためにも登山道具選び、山の技術など、山で遭難しないため、安全登山についてもていねいでわかりやすく紹介しています。
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