
行動食って
どんなもの?
行動食の役割は?
山頂までゆっくりペースで登っていきましょうね。とはいっても、山登りは見た目以上に激しい運動。朝食や昼食、夕食までの間、何も口にせず山を登ると身体がだるくなって、立っていることもつらくなってしまう。そんなときに必要なのが行動食(別名レーション)だ。読んで字のごとく、行動中に食べるもの。定番として、アメやクッキー、チョコレート、ドライフルーツなどが挙げられる。どれも甘い食べ物だ。その理由は、糖質がいち早くエネルギーになりやすい栄養素だから。糖質は、体内に入るとブドウ糖になり、さらにはエネルギーに変換されやすいグリコーゲンになる。脂肪・タンパク質もエネルギー源になるのだが、脂肪は変換されるまでに比較的時間がかかり、糖質と脂肪が尽きた後の最終的なエネルギー源になるのがタンパク質である。そのため、糖質を多く含む食べ物が行動食により適しているといえるのだ。
では、行動食には何を持っていくべきなのだろうか。じつは、そんなに大げさに考える必要はまったくない。自分の好きな食べ物を選べばよいのだ。行動食に適していても、嫌いなものは継続して食べるのがおっくうになる。強いていうなら、軽くて栄養価が高くて保存のきくものであればいい。
行動食を口にするペースは人それぞれ。喉が渇く前に水を飲むのと同じように、おなかが少しすいたときに行動食を口にするとよい。エネルギー変換に要する時間も食べ物によってさまざまだが、つねに先手を打っていく必要がある。スケジュールによっては昼食に時間をかけられない場合があって、行動食がその役割を担うことも多々ある。時には、遭難時など非常事態に役立つことも。
とはいえ、持ちすぎにはご注意。備えあれば憂いなしというが、備えすぎて登れませんでは仕方がない。あれもこれもと行動食を詰めすぎてザックが重くならないように気をつけたい。山行スケジュールに合わせて適量を持参しよう。
『ヤマケイJOY』は手軽に山歩きを始めたいビギナーや登山初級者・中級者に向けて「山歩きの楽しさを伝える」雑誌です。山の初心者にもわかりやすいように工夫された登山ガイド、難しい言葉を使わずに解説した登山用具情報、魅力的な食の紹介などなど、山登りがもっと楽しくなる情報を満載しています。2月末、4月中旬、5月末、7月初旬、8月末、11月末と春夏秋冬の四季の間に6冊の発行となっているので、春の花、夏のアルプス、秋の紅葉、冬の軽い雪山&低山など、四季折々の山の楽しみをお届けします。またよい山を紹介するだけではなく、安全で快適な登山をするためにも登山道具選び、山の技術など、山で遭難しないため、安全登山についてもていねいでわかりやすく紹介しています。
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価格 :1,100円(本体 1,048円 +税)
書籍コード :914068
書籍サイズ :A4変型判 220ページ
発行年月日 :2008年05月30日
涸沢フェス 開催!!
日程 2008年8月24日(日)〜26日(火)
場所 北アルプス・涸沢周辺
主催 山と溪谷社