誌面連動クイズ山ヤ天下統一2007年「ヤマケイJOY」夏号

2007年『ヤマケイJOY』夏号の天下統一の答えです。

山ヤ天下統一!

07夏号「関所」の通行手形を進ぜよう〜!!
『ヤマケイJOY』夏号、P211〜223の「山ヤ天下統一!」に掲載されている各「関所」の解答です。前号の誌面とあわせてご覧ください。

歩の章(P212〜215)

太田dokan昭彦

関所一

問一の答え(10点)

2.安全のためにはより多くの装備や食料を持参することが重要である
3.おしゃべりをしながら歩くのは危険である

解説 もちろん必要な装備は持たなければならないが、持ちすぎは禁物。軽量化をすることによって、スピードと安全性が増す。また、危険な場所ではおしゃべりを控えて足もとに集中すること、急な登りでは呼吸を整えながら登ることが大切である。しかし、おしゃべりができるくらいの速度が、楽しく歩けてバテない速度といえる。総じて言えば、おしゃべりをしながら歩くのは危険であるとは言えない。ゆえに、答えは2と3となる。

 

問二の答え(8点) 

2.山小屋に着いたらすぐ横になり休息をとる

解説 小屋についてすぐに横になると呼吸が浅くなり、かつまだその高度に体が慣れていない状態なので、できれば1時間くらいはゆっくりお茶でも飲んで、小屋の高さに体を慣らしてから横になるほうがよい。

関所二

問三の答え(6点)

3.少し心もとなくても、ヒジが伸びきらない場所に手がかりを求める

解説 1は足もとが見にくくなり、2はバランスを崩しやすいので、どちらも気持ちはわかる解るけど×。少しむずかしいけれど、練習を積んで3の動作ができるようになれば岩場も安心。

問四の答え(6点)

2.岩場では前の人に遅れをとらないように距離を詰めて登る

3.クサリ場ではクサリをしっかりとつかんで多少強引に登る

解説 2のように、前の人に近ずき過ぎると手や頭を踏まれることもあり危険。また、3のようにクサリに頼りすぎるよりも、足場をしっかり探して登るのが基本。とくに長いクサリ場や荷物が重いときには腕の消耗が大きくなり危険が増す。

気の章(P216〜217)

木下カンスケ

関所一

答え(10点)
3.冷たくて湿っている

解説 北育ちの冷たい高気圧が、これまた冷たいオホーツク海によって気団変質するわけだから、冷たくて湿るんですね。

関所二

答え(10点)
1.発雷

解説 南高北低型は夏の典型的な気圧配置。で、夏の午後を考えてみてください。もくもくと入道雲が湧いて、ピカゴロゴロ…。というわけで発雷です。

関所三

答え(10点)
2.南斜面

解説 地形性上昇流は風上側で強まります。だから、南斜面に雨が多くなるのです。梅雨末期にはよく南アルプス南部で集中豪雨がありますが、まさにこのメカニズムで発生するのです。

 

縄の章(P218)


大友キリシタン

関所一

Q1の答え(10点)
2.結び目の強度を高めるため

解説 本文に「強度がないため単体の結びとしては使われないことが多い」と書いておる。強度がないとすぐにほどけてしまうので、ロープワークの意味がないのじゃな。これはサービス問題じゃッたな。

Q2の答え(10点)
3.ロープのテンションをピンと強く張ったりゆるめたりすることができない

解説 1は、しっかり物体にロープをくっつけて結べばズレ落ちることはないブー。結び目が完全にできたら物体にくっつけて、再度結び目をきつく縛ろう。2は、ハーフ・ヒッチの欠点である結び目がゆるむのをツー・ハーフ・ヒッチで解消しているわけだから、これも不正解。正解は3。ツー・ハーフ・ヒッチは一度結んでしまうと、強く張ったり緩めたりすることができないのが欠点じゃ。今後で紹介したトートライン・ヒッチは、この欠点を解消した結び方のひとつなので、ツー・ハーフ・ヒッチとともに覚えておこう!

 

糧の章(P219)

大目氏八戒

Q1の答え(10点)

すべて正解

1.にんにく 2.わさび 3.こしょう

解説 1のにんにくは臭いがきつく、いかにも細菌を封じ込める作用があるように感じられる。そして、実際にその効果があるのだブー。抗菌力をもつアリシンという物質が含まれているのだブー。2のわさびは、細菌の繁殖を抑える辛味成分が含まれており、食材の鮮度を保つ効果もあるとされておる。3のこしょうも、辛味成分による抗菌作用がある。山に食材を持って行く場合には、これらの抗菌作用がある食材で下味をつけるなどしてもっていくと、より安全な食事を採ることができるブー。

Q2の答え(10点)

2.いろいろな菌とふれあい、免疫力をつける

解説 菌の種類にもよるが、だいたいの菌なら通常、体の免疫力で防菌することができるブー。しかし、近年では生活環境が改善され身のまわりにも菌が少なくなっているので、体の免疫力がつかなくなっていることも事実。よって、必要以上に除菌するのではなく、菌と共存して行くのがベターだブー。

 

図の章(P220〜223)

斉藤・ビラ・道三

関所一

答え(全問正解で10点)
登り 90b  下り 40b

解説 巌道峠は、峠と名がつくくらいですから、尾根上の低くなったところにあります。地形としては、もちろんコルです。ここから20b登って小ピーク、20b下りてふたたびコルです。
ルート中最大の登りはこの次にあります。ピーク885まで90b登ります。この90bも、急、緩い、急、緩いと傾斜を細かく変化させています。
ここから先は一転、のんびりとした尾根歩きになります。大きな下りは、標高差40bのところが2ヶ所出てきます。ひとつめは、903の次の小ピークの先です。40b下りたところで尾根の向きが左(北向き)に折れていますが、ここが隠れた小ピークであることに気づきましたか。つまり下りはここでいったん終りです。ここからもう一度40b下ってコル。最後に20b登り返してピーク832に到着です。

 

関所二

答え(全問正解で10点)
右 11本 左 5本

解説 この手の問題は尾根に鉛筆で線を書き込んでいくとわかりやすいですね。高畑山を出発してすぐに、市郡界線のついた大きな支尾根が右に分岐しています。そのほんのちょっと先で、今度は左に大きな支尾根が出ています。
ここからO地点まで、右へ2本、左へ1本出ています。ただし、左の1本はOP尾根より小さい。支尾根の大小は原則として、本尾根との分岐点から、沢へ没する末端までの標高差で判断します。
右の2本は要注意です。両方とも、本尾根よりかなり下の方まで目を配らないと見つけられないからです。2本目の支尾根が出る地点は左への支尾根が出る地点でもありますが、明瞭な隠れた小ピークになっています。
Oを過ぎて876まで、876から右に出る3本の尾根を含めて、右に6本、左に3本出ています。但し、右の1本目と左の2、3本目はOP尾根より小さい。876から真東に出る尾根はOPとほぼ同じ大きさです。
穴路峠の先は、右3本、左2本です。左の2本はかなり大きな支尾根ですが、右の3本はどれもOPとほぼ同じ大きさです。
以上を計算しますと、右が11本、左はOP尾根を含めて5本です。もっとも、OP尾根との大きさの比較が微妙なものもありますので、その加減の範囲では正解としてください。

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