誌面連動クイズ山ヤ天下統一2007年「ヤマケイJOY」春号
2007年『ヤマケイJOY』春号の天下統一の答えです。
山ヤ天下統一!
2007年春号の解答じゃ。待たせたのぉ。スマン。
(『ヤマケイJOY』春号、163ページ〜175ページのハウツー企画「山ヤ天下統一!」に掲載されている各「関所」の解答です。誌面と合わせてご覧ください)
歩の章(164〜167ページ)

太田dokan昭彦
関所一
問一の答え(全問正解で10点)
(1) (2) (5) (6)
解説
- (1)の「ドタンバタンと歩く」と脚の筋力にかかる負担が大きく、膝、腰、足首なども痛めやすい。山ではできるかぎり、静かに歩くのがよい。山道は忍者のごとく、抜き足、差し足、忍び足で。
- (2)の「集中力が途切れる」と不安定な場所に足を置いたり、分岐を見落としたりしやすいので注意が必要じゃ。雑に歩かないように心がけよう。
- (5)の「脚の筋肉が保た」なくなってしまうような歩き方をすると、これもケガのもと。あまり筋肉が疲れないような歩き方をマスターして欲しい。
- (6)の「大股で飛ぶように走る」と下りではスリップしやすく、登りではふくらはぎにかかる負担が大きい。ヤジさんの歩き方は、全部ケガのもとってワケですね。
問二の答え(8点)
1.地面に対してフラットに足を置くため
解説
- ヤジさんの歩きの兵法は「大股で飛ぶように走る」こと。そのための集中力を途切れさせたくないわけで、2の「ドスンと力強く足を置き」、3のように「地面を飛ぶように駆け抜け」、4の「地面の様子を注意深く見極め」たいのです。ですので、1の「地面に対してフラットに足を置く」なんて、安全登山の考え方は彼のアタマにはないようですね。2も3も4も正しい「山の歩き方」ではないのですが……。ここでの正解は、「ヤジさんにとって」ですので、1となります。
関所二
問三の答え(6点)
3.長い雪の斜面が続いているとき
解説
- 軽アイゼンを装着するのに「最適と思われるもの」、なので1.の「登山口に到着したときも」、2.の「脚の筋肉が疲労してきたとき」でも、雪がなければアイゼンの意味はありません。正解は、3.となります。キックステップで長い雪面を歩き続けると脚の筋肉の疲労が大きくなり、滑落等の危険性が増してしまいます。残雪歩きでは、疲れる前に軽アイゼンです。
問四の答え(6点)
3.残雪上を歩く場合、道を間違えないように大木を目印にできるだけその近くを歩く
解説
- 大木のまわりには落とし穴!! 春先のあたたかくなってきたころには、太陽の熱が幹を伝わって木の周辺にポッカリと穴を空けることがあります。穴が空いていなくても、雪が解けやすくなっているのでズボッと潜ることがあるので要注意。1.の軽アイゼンは、本来は軽いものを選んだ方が疲労軽減にはなるのですが、選ぶポイントとしては「爪がしっかりとしているもの」となります。たいていは、重くなっちゃうんですよね。軽アイゼンにもいろいろなモデルがありますが、このポイントをお間違えないように。2.はキックステップの下りバージョンのこと。ただし、雪道歩きに慣れたら、踵を蹴りこまずに滑りおりることもできるようになるかもしれませんよー。もちろん、バランス力を要しますが……。日々、鍛錬ですね。
気の章(168〜169ページ)

木下カンスケ
関所一の答え(5点)
3.10度
解説
- 局所的には10度も上がるんです。だからこそ、温暖化によって水位が上がることに注意が必要なんですね。
関所二の答え(5点)
1.猛暑
解説
- ラニーニャ現象が起きると活発な対流活動域が日本の西に移動、このため、日本の東から太平洋高気圧が張り出しやすくなり、猛暑になりやすいのです。
関所三の答え(10点)
3.擬似好天
解説
- 「疑似好天」については春増刊号(4月20日発売予定!!)で詳細を解説するのでお楽しみに。解説になってへんやないか!! まぁまぁ、そう怒らずに。次号予告でんがな。
関所四の答え(10点)
3.シベリア中央部
- 解説
低気圧は1日に約100キロ進みます。これから逆算して、2ー3日後に好天をもたらす気圧の尾根は2000メートルー3000キロ西にあるはずです。これは、シベリアの中央部あたりになるわけですね。
縄の章(170ページ)

大友キリシタン
関所一の答え(10点)
バイト
解説
- ヒントがあるから意味がわからなくても簡単でしたね。ロープでは、漢字での呼び名とカタカナでの呼び名、どちらもよく使うのでよーく覚えておくのじゃぞ!
関所二の答え(10点)
3つすべて予想できる
解説
- ロープを束ねずに袋の中に入れておくとすぐにグチャグチャになることは容易に想像ができるぞよ。1や2のように絡まってしまうとすぐに使うこともできず、小物を使いたいときにも絡まっていてはすぐ取り出せずに困ってしまうのう。また、結び目ができるとそこが痛みやすくなったり、ほかの小物と緩衝したりして痛みの原因となってしまう。このようなことがないように、ロープはしっかり束ねるのじゃぞ。
糧の章(171ページ)

大目氏八戒
関所一の答え(10点)
1.ヨウカン 3.ドライフルーツ
解説
- 行動時のエネルギー源なので、すぐにエネルギーに変換される糖質が含まれるものじゃないといかんブー。となれば1のヨウカンと3のドライフルーツは糖質が多く含まれているから正解。2のピーナッツは行動食としては食べやすいが、糖質ではなく脂質が多く含まれているので、ここでは不正解となるブー。
関所二の答え(10点)
3.タマゴ
解説
- 疲労回復などによいビタミンC。下山後には多めに摂取するがいいブー。1のキャベツと2のじゃがいもはビタミンCが豊富に含まれている。一方、栄養素が数多く含まれているタマゴだが、じつはビタミンCは含まれていないブー。
図の章(172ー175ページ)

斉藤・ビラ・道三
関所一の答え(全問正解で10点)
ピーク 6個目
コル 6個
解説
- まず、烏尾山と行者ヶ岳の間には、等高線の閉じた地点が4つあります。3つ目が登山道が左に曲がるところのピーク、4つ目が岩場マークのついたピーク、そしてその次が行者ヶ岳です。ここから新大日までの間は、等高線の閉じた地点がありません。したがって、新大日は、烏尾山から歩き始めて6個目のピークとなります。烏尾山から新大日まで、両山を含めると7つのピークが並ぶことになります。ピークとピークの間には必ずコルがひとつありますから、この間にあるコルの数は6個ということになります。なお、等高線は10メートルおきにしか引かれないので、等高線が閉じていなくても、実際はピークになっている場所があります。(1)烏尾山からひとつ目のピークとふたつ目のピークの間。(2)書策小屋のある場所。この2地点は、その可能性が大です。これは、実際にその場所へ行ってみなければわかりません。そして、もしこの地点がピークになっているのであれば、それに合わせて、コルの数も増えることになります。
関所二の答え(全問正解で10点)
登り 160メートル
下り 100メートル
解説
- 頭の中で登り下りしながら、不老山へ向かいましょう。867をスタートして、50下り(ここで登山道と合流)、20登り、10下り、70登り。これで894のピークに到着します。さらにここから、10下り、10登り、30下り、70登りで、不老山です。トータルで100メートル下り、160メートル登ります。差し引き60メートルの標高アップ。不老山の標高が928ですから、計算が合いますね。数えるのが難しいのは、まず、894の手前の「70登り」のところかな。林道とガケマークがうざいですね。こういう所は、少し視線をずらして、たとえば894の北側の斜面で等高線を見ると数えやすいです。次に難しいのは、894の先、「10登り、30下り」のところかな。この登りから下りへ転じる地点は、細なが〜くて平らなピークになっていますね。ここをピークと読めるかどうかが、ポイントです。尾根道は結局、登り下りの連続です。そのアップダウンを細かく先読みすることこそ、「セルフ読図トレ」の第一歩です。
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